ホテル業界について
こんにちは。K-Kです。
京都は今日は31℃まで上がるらしいですね。
さすが盆地の京都。暑い。
水分補給だけは忘れずに頑張りましょう。
さて、タイトルの通りですが今回考えたいのはホテルの業界についてです。
ホテル。それは華やかな世界。
特別なひと時を過ごす格別なサービス。
おもてなしの心を忘れないサービスマン。
人々の心を癒し、時として思い出を作る場所だと思います。
素敵な職業ですよね。
ただ、残念なことに取り巻く環境は決して良いものだとは言い難いのです。
皆さんはホテルの離職率が何%がご存知ですか??
調査によると新卒から3年間の間に平均して半数の方たちが辞めていっているそうです。
このことだけで、まず疑問点が浮かんできませんか??
「新卒を取ったのに、3年間で半数も辞めちゃったらこの先どうするの?」
そうなのです。この業界は次世代を育てるという環境が出来づらいのです。
20人新しく採用し、3年後には10人に。
10年後には5人くらいまで減ります。
(例をあげると私は20人の同期がいましたが現在は6人です)
そしてその多くはこの業界にありがちなキャリアアップのためではなかった。
多くが、この業界に疲れた人たちなのです。
私のホテルは労働組合がしっかりしてるので、休みはきちんと取れます。(年間105日)
ホテル業だと95日などもザラですよね。
ちょっと待って。
365-95=270日も働いてるの?!
酷いところでは時々その休みも取れないとこがあるそうです。
年間120日の企業様があるとして
365-120=245
そして有給が使える企業や、有給完全消化の企業もありますよね。
そうするともっと差が出てきます。
一見すると何気ないこの25日の差。
よくよく考えたら、一ヶ月に二回多く出勤していることになります。
(不動産の方も休日は少ないみたいですね…心中察します)
上記から見ていただいてわかる通り、
第一の理由は
「休みが取れない」
「連休が取れない」
「有給は消えていくだけ」
といったところだと思います。
ブラック企業ではないのだけど、ほとんどのホテルがグレーな部分ばかり。
これじゃあ続けたくても続けられないよ!!!
ってのが辞めていく人たちの心の中なんですよね。
そして中途採用ばかりになり生え抜きは居なくなる…。
もちろんそういうこだわりのホテルもありますし、そういった業界ではありますが
根幹の部分はやはりそこに長年勤めた方が居ないと、昔からの良さは変わってしまうのかなと思います。
次回に続きます。